珈琲の道具

インスタントコーヒーの発明

インスタントコーヒー

すぎた珈琲(@sugitacoffee)焙煎士が書くコーヒー専門サイトへようこそ。

コーヒー屋を長くやっていると、いろんな珈琲に関して質問されます。

また質問されて調べていくうちに、お店では売っていないのに、インスタントコーヒーなどの知識が蓄積されていきます。

という事で今回は、すぎた珈琲では扱っていないインスタントコーヒーの起源についてお話しすることにします。

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インスタント珈琲はミリメシ

レーション(軍用の携帯フードセット)って、今風でいうとミリメシっていうのですね。(上インスタ)

と、唐突に話が始まってしまいましたが、インスタント珈琲が世界に普及したのは、ミリメシの中にパックされていたからです。

インスタント珈琲の開発は様々な国で、沢山の人がトライしたのですが、実用化・普及化にこぎつけたのはネスレでした。

ネスレがフリーズドドライといって、珈琲エキスをマイナス40℃くらいの低温にして水分を吹き飛ばし、粉末化に成功。

そして、アメリカ軍のレーションの一部として採用される事で、今現在あるインスタントコーヒーの土台ができました。

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レーションは宝の山?

マニアの方ならご存じでしょうが、米軍や韓国軍のレーションは本当にいろんなものが入っています。

(米軍のレーションの中身)

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タバコまで入っていることを知った時は、かなりビックリしましたが、これも文化の差でしょう。

自衛隊ではありえない話です。

この辺は、世界中に展開している戦闘集団と、補給メインの自衛隊の差なのでしょうね。

自衛隊では何処へ行くにもメシ車が付いて回りますが、米軍はレーション一個で戦場へ向かいます。

自衛隊でレーションが配られるのは年末調整の時くらいですw

中身はタバコどころか珈琲も入っていません。

(駐留先には飯車が来てくれる)

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韓国では、スティック珈琲・インスタント珈琲のシェアが大きいです。

というか韓国では珈琲 = インスタントです

これはネスレの影響力と、韓国軍に支給されるスティック珈琲が要因です。

初めてインスタント珈琲を作ったのは日本人?

インスタント珈琲を語るうえでよく出てくる話があって、それは

インスタント珈琲を始めて作ったのは日本人だ

と言う物です。

インスタントコーヒー自体はかなり昔からあって、当初はレギュラーコーヒーを粉末にしたものをそのままお湯につけて飲んでいたのですが(ターキッシュ珈琲)保存が効かないのと、粉粉になって美味しくないので、英国・米国・スイスなどが改良を重ねながら開発していたというのが史実です。

加藤サルトリ博士はインスタント珈琲の開発でいい所まで行ったのですが、結局は資金不足と販路の確保に失敗したので、その名を歴史に残すことはありませんでした。

幾ら良い物を作っても、買ってくださるお客様がいなければ、価値が発生しないという事です。

その点ネスレは米軍のレーションにインスタント珈琲を潜り込ませる事に成功して、退役後のお客様までゲットできたわけです。

素晴らしい商才です。

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まとめ

インスタント珈琲の起源と、その拡大経路についていろいろ書きました。

珈琲がこれほど世界の人々に愛されるようになったのは、間違いなくインスタント珈琲のお陰です。

また最近、インスタント珈琲の普及に成功したネスレは、インスタント珈琲という名を捨てました。

つまり、低品質の珈琲豆を使った美味しくない珈琲を払しょくするため、自社の製品にインスタント珈琲という通称を使わなくなったという事です。

私自身はインスタント珈琲は飲まないのですが、最近(2018年)よくネスレのゴールドブレンドが美味しいと聞きます。

使っている原材料もロブスタ種でなく、アラビカ種に限定しているようです。

今後ますます美味しいインスタント珈琲が出てくるかもしれませんね。( ^^) _旦~~

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