珈琲の種類

マンデリンコーヒーの特徴とは?

マンデリンコーヒー

マンデリンコーヒーは日本人が好きな珈琲の一つです。

日本人の好きな珈琲トップスリーは、モカ(エチオピア)・ブルーマウンテン・そして今日お話しするマンデリンです。

マンデリンって、皆さんどんなイメージを持っておられるでしょうか?

多分、フレンチローストなどの深煎りで、苦くてコクのある珈琲ってな具合に、イメージされていると思います。

深煎りのマンデリン深煎りのマンデリン

筆者が、珈琲焙煎の仕事を始めたきっかけは、マンデリン・トバコを飲んで、その深い味わいに感動したからです。

インドネシア産マンデリン・トバコ珈琲豆インドネシア産マンデリン・トバコを買う

今回は、そんなマンデリン珈琲の特徴を皆様にお伝えします。

マンデリンは部族の名前

珈琲マスター
珈琲マスター
マンデリンコーヒーってどこから名前が来てるんですか?
珈琲農園主
珈琲農園主
インドネシアのスマトラ島にマンデリン族という部族がいて彼らが作っていた珈琲を指してマンデリンというようになったんじゃ。
珈琲マスター
珈琲マスター
マンデリンってコーヒーの品種だと思ってた。
珈琲農園主
珈琲農園主
マンデリンという地名にもなっているし、珈琲の品種にマンデリン種と言う物もあるんじゃ。

マンデリンと言う名詞は、今では珈琲豆の事を指すようになりましたが、もともとはマンデリンを作っていた、部族を指す名称でした。

部族の名称だったマンデリンはやがて地名になり、そこで採られる珈琲を指してマンデリンというようになりました。

マンデリンの産地は、スマトラ島といって、インドネシアの一部です。

インドネシア・スマトラ島マンデリンの風景インドネシア・スマトラ島マンデリンの風景

インドネシアは世界第一の多島国家です。二位はフィリピン、三位は日本です。人口も多く2億人以上の人達がいます。

日本とインドネシアとの違いはインドネシアは多民族国家で、様々な人種や思想、宗教がまぜこぜになった国という所です。単一民族、単一言語の日本と真逆です

インドネシア珈琲
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マンデリンが苦い理由

インドネシアは長らくオランダの植民地でした。マンデリンはマンデリン族が進んで作っていたわけではなく、植民地政策の一環として強制的に労働させられていたのです。

その頃のマンデリン珈琲豆の精製方法は、スマトラ式というものでした。コーヒー豆は果実の種なので、乾燥させないとすぐに腐ってしまいます。

インドネシアでのコーヒー豆の乾燥方法は独特で、通常2週間くらいかかる乾燥過程を、2,3日で終わらせてしまうのがスマトラ式乾燥法です。

急速乾燥させるので珈琲豆は緑色になって変形し、水分保有が高くなります。(下写真参照)

緑色で変形したスマトラ式乾燥のマンデリン緑色で変形したスマトラ式乾燥のマンデリン

フレンチロースト以上の焙煎にしないと珈琲豆の芯まで火が通らないので、マンデリンは苦いというイメージが出来上がったのです。

マンデリン=ダッチコーヒー

マンデリンは宗主国オランダの重要な貿易商品で、スマトラ式で乾燥させたマンデリンを世界各国に輸出していました。

珈琲チェリーを収穫したあと、選別作業をします。その時にかなりな量の欠点豆が残ります。

手作業で選別されるマンデリンコーヒー手作業で選別されるマンデリンコーヒー

選別された欠点豆は捨てるのがもったいないので現地で消費されます。

欠点豆は、そのままではエグクて飲めないので、インドネシアでは以下の工程で飲めるように工夫するのです。

  1. エイジング
  2. 深煎り焙煎
  3. ダッチ珈琲にしてミルクで割る

こういった工程を加えて、欠点豆やロブスタ種珈琲は現地で消費されていたわけです。

水出し珈琲
水出しコーヒーの作り方・ウォータードリップには軟水を使おう水出し珈琲(ダッチコーヒー)とは時間をかけて水で抽出するカフェイン少なめの珈琲です。水出し珈琲の作り方は、ポットを使った点滴式とパックの漬け置き式がある。コールドブリューコーヒーは深煎りの珈琲豆で作るのがおすすめです。...

色んな歴史的背景から、日本で流行しているダッチ珈琲が発明されたわけですね。

ただ、日本の様なクリアーな水出し珈琲をストレートで飲む文化ではなく、どっちかというと、エグイ漬け置きタイプの濃縮水出し珈琲を、ミルクで割るという飲み方です。

マンデリンダッチコーヒーマンデリンのダッチコーヒーを買う

インドネシアダッチ珈琲はミルク珈琲

水出し珈琲をストレートで飲むのは日本人くらいです。

英語で水出し珈琲はコールドブリュー珈琲と言うのですが、本来のコールドブリュー珈琲は、濃厚な珈琲エキスを取り出した後、ミルクやお砂糖を加えて飲むのが一般的です。

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この辺も、水の国、日本独特の文化が反映されていて興味深いです。

マンデリンですが、水出し珈琲にすると、とても美味しいです。

マンデリン特有の、強い個性を清浄なお水が緩和してくれるからでしょう。

マンデリン珈琲の特徴・まとめ

マンデリンという珈琲は、とても個性の強いコーヒー豆です。

スマトラ島産マンデリン珈琲を美味しくいただくには、ミルクで割るかもしくは清浄なお水で抽出するのが良いです。

そんな訳で、マンデリンの水出し珈琲は、水の国、日本人の好みにマッチした珈琲になったのです。

すぎた珈琲では、二種類のマンデリンを販売しております。まず、マンデリン・トバコ。こちらはティピカ種で苦みが強く、濃厚なコクのストロング珈琲です。下記リンクからお買い求め下さい。

インドネシア産マンデリン・トバコ珈琲豆インドネシア産マンデリン・トバコを買う

 

もう一つはマンデリン・ブルボン。こちらの品種は希少なブルボン種のマンデリンです。内戦を生き残った類まれな風味の、優しい味わいのマンデリンです。下記リンクからお買い求め下さい。

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