珈琲の種類

モカマタリとはどんなコーヒーか?モカ・マタリの意味を見てみる

モカマタリ
マスター
マスター
モカマタリ買い付けしていい?
ネコママ
ネコママ
だめ。モカマタリは個性強すぎる。
マスター
マスター
モカ・マタリの魅惑的な個性が良いんだけどな。
ネコママ
ネコママ
バニーマタルのスパイシーな香は個性的すぎて一般受けしない。

今回は、珈琲の貴婦人と称される独特な風味のモカマタリに関してお話します。

イエメンは最古の珈琲産地

珈琲マニア
珈琲マニア
モカってどういう意味なんですか?
マスター
マスター
イエメンにあった港の名前でモカ港から珈琲豆は出荷してたんです。
珈琲マニア
珈琲マニア
そんな所で珈琲をつくるんですね。
マスター
マスター
産地としては世界最古の場所です。
世界最古珈琲産地イエメンモカ世界最古珈琲産地イエメンモカ

珈琲の取引が始まったのは15世紀ごろです。

15世紀ごろ、コーヒーを作っていたのはイエメンとエチオピアだけで、紅海周辺で収穫された珈琲豆はモカ港に集積されて各国に出荷されました。

モカ港モカ港

莫大な利益を生む珈琲交易の権限は、イエメンのユダヤ人が独占していたわけです。

イエメン産モカとエチオピア産モカの違い

珈琲趣味人
珈琲趣味人
モカの産地はイエメンとエチオピアな訳ね。
マスター
マスター
昔は収穫された珈琲は全てモカ港に集められて出荷したんで、珈琲の事をモカと呼んでいたんです。
珈琲趣味人
珈琲趣味人
マタリってどういう意味なの?
マスター
マスター
イエメンの珈琲産地バニーマタルが転じてマタリになったんです。
珈琲趣味人
珈琲趣味人
バニーマタルって高いよね。
マスター
マスター
バニーマタルは王侯貴族が飲む珈琲で最高級品として高値で取引されるんです。

モカコーヒーは産地を区別するため、港の名前モカの後に地名が付きます。例を挙げると

  1. モカ・マタリ
  2. モカ・ハラー
  3. モカ・イルガチェフ
  4. モカ・シダモ

モカは古代の港の名前で、後に続くのは珈琲が収穫された地名を指します。

マタリはイエメン産のコーヒーで、ハラー・イルガチェフ・シダモはエチオピア産の珈琲になるわけです。

エチオピアコーヒー
エチオピアコーヒーの特徴はおいしい酸味・珈琲セレモニーを見てみるエチオピア珈琲の特徴はフルーティーな酸味にある。エチオピアモカは珈琲発祥の地なので、国内では盛んにカリオモンという珈琲セレモニーが催される。...

イエメンとエチオピアのモカは英語表記でも若干違います。イエメン産は「mokha」エチオピア産は「mocha」となります。

モカコーヒーの産地について

珈琲趣味人
珈琲趣味人
イエメンって紛争地帯だよね。
マスター
マスター
昔は世界交易の中心でした。
珈琲趣味人
珈琲趣味人
珈琲その物をモカとも呼ぶものね。
マスター
マスター
モカ港は珈琲だけじゃなく、長い間貿易の中心地だったんです。

珈琲発祥の地はアラビア半島のイエメン共和国です。

イエメンは太古の世界では交易の中心地として栄えましたが、ペストの大流行や地理的な原因での紛争が絶えない場所になっています。

国情が安定せず、珈琲生産も不安定なので一定の品質の物を入手する事が困難です。

コーヒー生産は小さな部族ごとで行われ、先祖伝来の土地を大切に守りながら細々と行われています。

イエメンのコーヒー生産者イエメンのコーヒー生産者たち

バニーマタルの味の特徴

マスター
マスター
バニーマタルのスパイシーな味が好きだなー。
ネコママ
ネコママ
あれは珈琲の味じゃないよね。
マスター
マスター
珈琲でなくスパイス飲んでる感じ。
ネコママ
ネコママ
たまに飲むから良いんだよね。

イエメン産モカコーヒーの等級分けは明確な物がありませんが、大抵のイエメンモカは香りの良しあしで評価されます。

品質の高い順に書くと、スパイシーな風味が一番高値で取引され、次いでフルーティーな風味が二番目に良い品質となります。

又、イエメンでは伝統的にナチュラルという精製法で珈琲チェリーのまま乾燥させ、バイヤーが現れたのち石臼などで脱穀して売り渡します。

ナチュラル珈琲豆ナチュラル珈琲豆

種子の部分は売られ、脱穀した後に残ったギシルというドライフルーツの部分は、煮だして自分たちで飲みます。

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珈琲果実茶ギシルを飲んでみる

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マタリとイルガチェフの違い

珈琲マニア
珈琲マニア
何時もモカマタリを飲んでいるんだけど最近どうも満足できないの。
珈琲マスター
珈琲マスター
口が肥えたのではないでしょうか?モカ・マタリは発酵臭がするので。
珈琲マニア
珈琲マニア
マタリってグラム1000円はするけど、昔ほど美味しく感じないの。
珈琲マスター
珈琲マスター
モカマタリは国が安定してないので、どうしても高値になるんです。

筆者は珈琲豆屋をする前は好んでモカ・マタリを飲んでいました。

しかし、仕事で数多くのコーヒーに接するようになると、モカマタリの発酵臭が気になり始め最終的に全く口にしなくなりました。

モカ・マタリは独特な発酵臭のため珈琲初心者にとっては新鮮な風味に感じますが、珈琲上級者になるとクリアーな方がより味わい深く感じるようになる。

珈琲マスター
珈琲マスター
おすすめのモカはウォッシュドの、モカイルガチェフG1です。
珈琲マニア
珈琲マニア
モカ・イルガチェフ、この珈琲なら口に合いそうな気がするわ。
ナチュラルプロセスコーヒーとはどんな精製の珈琲豆か?ナチュラルプロセスコーヒー豆とは、水を使わないで精製する方法である。ナチュラル珈琲はチェリーのまま乾燥させた後、脱穀する精製方法である。カップは独特の発酵臭があり、主にブラジルやモカ珈琲を作るときに使われる精製法である。...

モカマタリ・まとめ

珈琲趣味人
珈琲趣味人
珈琲発祥の土地だけあってイエメンって奥が深いよね。
マスター
マスター
イエメン珈琲の生産地は代々受け継がれ人手に渡る事は無いです。
珈琲趣味人
珈琲趣味人
誇りをもって珈琲生産してるんだ。
マスター
マスター
常に刀差してる所が怖いけどねw
誇り高いイエメン珈琲生産者誇り高いイエメンの珈琲生産者

モカマタリの栽培地は樹齢100年以上経っているコーヒーノキも沢山あります。通常珈琲産地は30年が限界と言われています。

このことを見ても驚異的な数字ですが、これは化学肥料や農薬を使わないで土地を守りながら珈琲生産をしている賜物といえます。

珈琲生産の原初の土地イエメンに栄えあれ。

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