大半の人間は、茶・カカオ・珈琲のどれかを日常的に飲んでいます。
その中で一番飲まれているのがコーヒーです。
その理由の一つは「珈琲ポリフェノール」が豊富に入っているからです。
日本人は大半のポリフェノールをコーヒーから取っています。
(ポリフェノールの摂取元:引用ネスレ日本)
日本古来からあるお茶よりも、珈琲が愛飲されている背景は、美味しさの元であり若返りの泉であるポリフェノールが要因です。
今回はそんな日本人の健康の源、珈琲ポリフェノールのお話をします。
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長寿はポリフェノールのお陰?
フレンチパラドックスという言葉、一度は聞いた事があると思います。
フランスでは古来より酪農が盛んで、超高カロリーのチーズ・バター・ソース・ケーキ・牛肉などが毎日の食卓を飾ります。
(超高カロリーのフランス料理)
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フランス人は体に悪そうな食事をしているのに、健康で長寿です。
体に悪そうな食生活と健康体のアンバランスを指して、フレンチパラドックスと言うのですが、フランス人は健康に悪そうな食生活なのに、なぜ長命な人が多いのでしょうか?
それは食事と一緒に飲まれるワインが要因と言われています。
実はワインにはポリフェノールが豊富に含まれています。
日常生活に溢れているワインの多飲によって、不健康な食生活でも長寿の人が多いのです。
健康はポリフェノールにあり
中国人は超高カロリーの中華料理を食べながら多量のウーロン茶を飲みます。
実は、ウーロン茶は発酵過程で、多種多様なポリフェノールが作られます。
中華料理を腹いっぱい食べながら同時に多量のポリフェノールを取っているのです。
ここで、フレンチパラドックス・ウーロン茶・日本人のコーヒー好きに共通点がある事に気づきます。
中国人のスリムさも、フランス人の健康も、日本人の長命も、すべては湯水のように飲んでいるポリフェノールが要因です。
(超高カロリーの中華料理)
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焙煎で複雑化するポリフェノール
ウーロン茶が発酵過程で複雑なポリフェノールを形成するのと同じで、コーヒーは焙煎過程で複雑な構成のポリフェノールが出来ます。
珈琲ポリフェノールの元は、単一のクロロゲン酸ですが、熱を加えると様々な効果効能の多様体ポリフェノールになります。
- ぶどうの発酵による、赤ワインポリフェノール
- 茶葉の発酵による、ウーロン茶ポリフェノール
- 焙煎で複雑になる、コーヒーポリフェノール
それぞれの国のそれぞれの長寿の秘訣は多様なポリフェノールにあったわけです。
(珈琲ポリフェノールは焙煎で複雑化する)
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まとめ
さまざまな国の、いろんなポリフェノールの事を見てきました。
長寿や健康で注目されている地域は、若返りの泉であるポリフェノールを生活に取り入れています。
現代日本での長寿の秘密は、コーヒーポリフェノールが関与している事は間違いないです。
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最後まで読んで下さりありがとうございました。<m(_ _)m>