珈琲と健康

コーヒーの健康への効果・効能について

コーヒーの健康への効果効能

珈琲は健康に効果的であることをお客様によく説明します。

コーヒーは嗜好品なんで、美味しければそれでいいのですが、頻繁に糖尿病に効くの?とか、痩せる?とか色々たずねられます。

また、女性の方が珈琲を常飲している場合は、単なる嗜好品の枠を超えて、珈琲に何か生活の質を向上させる要素、を求めておられるようです。

実際私の伴侶ネコママも、珈琲を飲み始めたきっかけは、薬剤師の義母に頭痛薬代わりとして薦められたからです。(下ブログ参照)

今回の記事では、珈琲が健康に寄与できる効果・効能を書きます。。

珈琲は当初薬だった

珈琲は薬ですよ、とか言ったら、きっと薬事法に引っかかりますw

でも、漢方薬の一種になら、加えてもいいんじゃないかなーと思っています。

実際、お医者様で(特に糖質制限推薦医や糖尿病のかた)で、珈琲を常飲している人がとても多いです。

それらを見ていると、やっぱり

コーヒーは薬の一種

と思ってしまいます。

珈琲の起源はいろいろとあるのですが、古代のアラビア世界では、珈琲は当初滋養強壮剤として使われていました。

煮だした珈琲を飲んで、修業中の眠気覚ましや、修行後の体調回復に使われていたという記述が残っています。コーヒーの歴史 – Wikipedia

珈琲の差入
修行の後珈琲を差入する僧侶

また、珈琲発祥伝説の”オマールの鳥”では、追放されたアラブ系の僧侶オマールが、放浪の果てに発見した珈琲を煮だして、一般庶民の健康のために給したという伝説もあります。

これらを見てみると、

珈琲は当初、嗜好品としてでは無く、薬の一種として使われていた

と言えます。

コーヒーは万能薬ではない

ただ、ここで2つほど注意点があって、それは珈琲の常飲は、糖尿病リスクを20%くらい、引き下げる効果があると言われていますが、

コーヒーさえ飲んでいたら糖尿病が治るとか、罹らない

と思っている人がいることです。(/・ω・)/

珈琲の常飲は死亡リスクや、肝臓・大腸がんに罹るリスクも軽減してくれますが、あくまで、軽減であって、誰にでも同じように効果があると言う訳ではありません。

お医者様が提供している西洋薬でも、そんな万能薬は一つも在りません

もうひとつ注意すべき点は、

珈琲のよい効果を享受するには、良質なレギュラー珈琲でなければならない

という事です。

私の周りでも、珈琲を常飲している人が結構いるのですが、質の悪い珈琲を飲み続けていると、大抵体調を崩します。(下ブログ参照)

珈琲は創作活動にも、不可欠な飲み物だったのですが、そういった歴史的な有名人でも、多量に飲む時は良質な物を求めていました。

特に沢山飲まれる場合は、①焙煎したて ②淹れたて ③自然栽培珈琲 を飲まないと、その悪影響は時間と共に顕著になってきます。(ちなみに私は毎日10杯くらい15年は飲んでいますが、いたって健康です)

良質な珈琲を常飲する場合は、モーツァルトのように、死ぬ間際まで絶え間なく珈琲を飲んでいても、体を悪くすることも、経験上ないような気がします。 ^^) _旦~~

良質な物を取ろう

良質なコーヒーは、以下の様な成分によって、その効果が期待できます。

①カフェイン ②ポリフェノール ③トリゴネリン ④コーヒーアロマ

西洋薬と自然食品の場合、同じカフェインでも効果は全く違います。

つまり、

西洋薬は、カフェインだけ精製してるので、効き目が局部的で劇的

一方、漢方薬や自然食品から取るカフェインは

カフェイン以外のミネラルも一緒に取るので体に自然に作用して副作用が出ない

のです。(カフェインに関しては以下のブログ参照)

同じ物質を摂取するにしても、薬や、サプリメントからでなく、①自然栽培されている物 ②精製されていないもの、から取る事をお薦めします。

良質な珈琲の効果は?

良質なレギュラーコーヒーを飲む場合は、特にコーヒーアロマの効果が期待できます。

淹れたてのレギュラー珈琲からは、オレンジ3個分の抗酸化作用があるアロマを吸収できるので

珈琲を飲むだけで若返ります

生物が生きるとは、酸化から如何にして自分を守るか?という事です。

細胞の絶え間ない抗酸化活動によって、わたしたちは生きています。

この抗酸化作用がなければ、数日で死んでしまいます。

有名な逸話では、ナポレオンと冬将軍の話です。

冬将軍 – Wikipedia

ロシアまで攻め入ったナポレオン軍は、抗酸化作用のある野菜を入手できなかったので、敗退しました。

つまりビタミンCですね。

抗酸化物質なしには、我々は一日たりともマトモに活動できないのです。

珈琲にはコーヒーアロマ以外にも、ポリフェノールという抗酸化物質が入っています。

つまり、良質なレギュラーコーヒーを常飲すると、二重に細胞の活性化物質を取れる事になります。(ポリフェノールの事は以下のブログ参照)

トリゴネリンは希少物質

最後の珈琲の主要成分は、トリゴネリンです。

この物質は、特に痴呆に効果があると言われています。

一般的には、脳細胞は死滅することはあっても、再生することはないとされています。

しかし、トリゴネリンが発見された当初、唯一脳のニューロン細胞を再生する物質として、注目を浴びました。

ニューロン細胞
トリゴネリンはニューロン細胞を活性化させる

自然界には、トリゴネリンを含んでいる食品はほとんどありません。

唯一、珈琲にはこの希少微物質のトリゴネリンが豊富に含まれています。

痴呆にコーヒーが効くと言われているのは、主にこの希少物質トリゴネリンのお陰です。

まとめ

いろいろと、珈琲に含まれている良い成分と、その効果を書いてきました。

しかし、忘れていただきたくない事は、

珈琲を過信しすぎない

ことと、

質の良いレギュラー珈琲

でないと、上記の効果は期待できず、むしろ質の悪い珈琲の常飲は、害になる事もあるのをお忘れなく。( ..)φメモメモ

自然栽培で、焼きたて、新鮮なレギュラー珈琲は、ぜひともすぎた珈琲をお使いください(/・ω・)/

最後まで読んで下さりありがとうございました。<m(_ _)m>

POSTED COMMENT

  1. masato-fitness04220 より:

    トリゴネリンにはそのような効果があるのですね。
    アルツハイマーや痴呆症などの予後のあとでは効果はどうなるのでしょうか??

  2. sugitacoffee より:

    後付けでも、効果は期待できますよ。(^ν^)

  3. sugitacoffee より:

    痴呆や物忘れなど、大脳機能の退行を予防できるのは、人と人とのコミュニケーションが一番らしいです。
    何か脳に良い食物を摂取するよりも、積極的に話しかけたり、社会との接点を持つ事の方が効果があるようです。

  4. omachilove より:

    ネスカフェゴールドブレンドではダメですか(゚o゚;

  5. sugitacoffee より:

    飲んだことが無いので何とも言えませんw

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